人気案件は?フリーランスエンジニア向け求人サイトの活用法

2021.07.12

2021.08.12

IT業界のキャリアについて考える


フリーランスエンジニアの案件探しには、求人サイトや自身での営業、人脈からの紹介、スカウト等いろいろあると思いますが、いかんせん無力になりがちな個人が重宝するのが「求人サイト」です。今回の記事では、フリーランスエンジニア向けの求人サイトの活用法や特徴、案件の傾向や求められるスキルについてご紹介しています。是非求人サイトを使いこなして、充実のフリーランスライフに繋がるように活用してみてください。

フリーランスエンジニア向けの求人の特徴

フリーランスエンジニアは求人サイト等を活用して、自分の仕事は自分で見つけていかなければなりません。従って各求人サイトの特徴や傾向を把握しておくことは、そのままフリーランスエンジニアライフにダイレクトに影響するわけですからとても重要なことです。
まず2017年の各求人サイトの動向についてですが、最近はWEB系の案件が増加傾向にあり、資金の調達に成功したスタートアップの企業やベンチャー企業、そして大手IT企業が行っているWEBサービスの開発案件等が多いと思われます。
これらの案件に携わることができれば、腕のあるエンジニアならニーズも多いですし、高単価での受注を期待することもできます。また、ガジェット系の開発案件も徐々にではありますが増加傾向にあります。
2015年に端を発したIoT系の案件も、様々な求人が行われている模様。IoTを推進するに当たってIT人材はまさに引く手あまたです。幅広い業種が人材を求めていると言われています。最新の技術を身に着けるのは大変ではありますが、技術に秀でてさえいれば高齢でも案件にありつけるのが現状のようです。今後ますますIoTフリーランスエンジニアの重要は増えていくでしょう。
次にフリーランスエンジニア向けの求人サイトの、代表的な5サイトをピックアップして、その特徴をそれぞれご紹介してみたいと思います。求人の特徴がつかめると思いますので、是非参考にしてみてください。

geechs job(ギークス ジョブ)

geechs job(ギークス ジョブ)は、報酬が高いと評判で、フリーランスに対する各種サポートも充実している求人サイトです。福利厚生がしっかりしているため、不安定になりがちなフリーランスにとっては嬉しいサービスだと言えます。リピート企業も多く、案件終了後も継続して他の案件を紹介してもらえることが多く、収入の安定度も高いのも魅力。スキルアップのためのセミナー等も積極的に開催しており、オススメの求人サイトです。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、15,000人ものフリーランスユーザーを抱える人気且つ信頼できるサービスです。人気の秘密は担当者が選び抜いた高単価案件を紹介してくれる点と、保有案件数の多さにあります。常時800件以上もの案件を抱えており、契約延長率も90%越えという驚きの数字からも、クオリティの高さが伺えます。担当コーディネーターがフリーランスエンジニアの希望をしっかりとヒアリングしてくれて、フォローも充実しているからこその結果です。

レバレシーズ

レバレシーズの特徴は、なんといっても案件が高単価であることです。ほとんどの案件がエンドクライアント直結の請負であることと、独占案件が豊富な点がこの高単価を実現しています。コーディネーターのサポートも手厚く、スキルアップのためのイベントも定期的に開催。それなりの信頼と技術は求められますが、単価が高いため、技術力に自信のあるフリーランスエンジニアには是非とも参加してほしい求人サイトです。

エンジニアファクトリー

エンジニアファクトリーの特徴は、人気企業や優良企業からの案件が充実しており、単価も高い傾向にあるのが特徴です。案件の傾向として週5日以上の案件が多くを占めているため、集中的に短期で高い収入を得るのにも適しています。多種多様なスキルで応募できる案件が豊富に用意されているため、自分にマッチングしている案件がないかチェックしてみる価値はあります。名前の知れた企業の案件を受注したい方にもオススメです。

スキルサーフィン

スキルサーフィンも見逃せない求人サイトの一つです。常時400件以上もの求人が揃っており、エンジニア専門のサイトとなっています。エンジニアに特化している分、フリーランスエンジニアにはシンプルで使いやすいサイトと評判です。専門のカウンセラーが自身のスキルとマッチングする案件をコーディネートしてくれるため、納得できる案件に出会える可能性も高いサイトです。

フリーランスエンジニア向け求人サイトの活用法

フリーランスエンジニア向けの求人サイトの基本的な使い方をご紹介します。求人サイトは上手に使えば、とても有益なフリーランスライフを実現してくれるものです。その恩恵を最大限に享受するためにも、是非とも以下の記事を参考にしてみてください。

なるべくたくさんの求人サイトに登録をする

フリーランスエンジニア向けの求人サイトは、サイトごとにその特性が違っており、取り扱っている案件の種類や数、求められるスキルも違います。案件のコーディネートにも得手不得手があります。なるべくたくさんの求人サイトに登録をして、比較検討できる状況を作りましょう。

案件はなるべくたくさんチェックする

求人サイトに登録したら、なるべくたくさんの案件を比較検討しましょう。オススメは全件検索です。なぜならその方が取りこぼしなくより自分にマッチした案件に辿り着く確率が高くなるからです。企業からどのようなニーズがあるのかといった傾向を把握するのにも役立ちます。ニーズに合わせて今後の勉強をするヒントにもなります。たくさんのサイトを全件検索するのは大変ではありますが、その後の受注や収入にダイレクトに関わってきますので、怠らないようにしましょう。

エージェントとの信頼関係を構築する

フリーランス人口の増加により、各求人サイトのサービスも非常に上質になってきています。案件をコーディネートしたり、フリーランスライフをサポートしたりしてくれるエージェントも熱心です。
可能な限りエージェントとは良好な関係を保っておいた方が良い結果を招きます。いざ案件が途切れたりといったピンチの時に、いろいろと融通してもらえたりといったこともあるかもしれません。良い情報を回してもらえることもあるでしょう。求人サイトのエージェントとフリーランスエンジニアは一蓮托生の関係です。良い関係を意識して構築するようにしましょう。

フリーランスエンジニアに人気の案件の傾向とは

フリーランスエンジニアに人気の案件の傾向ですが、やはり高単価の案件が人気です。マーケットで高単価になりがちな案件の傾向としては、冒頭の記事とも重複しますが現在ではWEB系の案件のニーズが高まっており、勢いのあるスタートアップ企業やベンチャー企業、大手のWEBサービス案件が高単価になりやすいと言われています。
また、高単価を受注できる案件としては他にも国内で希少価値が高いpythonや経験者がまだ少ないGo、ニーズに対して技術者が足りていないRubyができる人材、そしてフレームワークやインフラの知識も持ち合わせたハイスキルな人材が携わる案件の単価が高い傾向にあります。日々新しいスキルを磨いておくと、人気の案件に辿り着きやすくなるため、フリーランスエンジニアは自分の価値を高める努力を常に行うことをオススメします。

2017年にエンジニアが求められるスキル

委託案件数としてはJAVA、PHPが全体の半数近くを占めていますが、2017年現在ではRuby、JavaScriptの案件数も非常に大きく伸びてきています。
Rubyはアップデートが早く、フレームワークの出来が優秀であることから多くの企業に採用されています。JavaScriptはブラウザの発達、HTML5の登場によりWEB系案件が増加、並行してニーズが高まってきているスキルです。
他にも今注目されているIoTに関連する案件で使われるWEB系の技術、組み込み系の技術などは需要が高まる可能性が大きいです。
フリーランスエンジニアに求められるスキルは、IT業界のトレンドの影響を大きく受けますので、日々これらの情報を収集して、求人サイトの案件等も照らし合わせて技術を磨いておくことが重要です。先の受注を見据えた学習ができるようになると、フリーランスエンジニアとしての自分の価値も高まっていくのではないでしょうか。
こういったセルフプロデュース能力もスキルのうちですので、会社員以上にフリーランスエンジニアの方は自分を磨くことを強く意識しておく必要があります。

まとめ

いかがでしたか。フリーランスエンジニア向けの求人サイトの使い方から案件の動向まで解説をしてきました。持っているスキルやキャリアはそれぞれ違うと思いますが、全体を見据えて戦略的に求人サイトを活用したり、自分の技術を磨いたりしておくと充実したフリーランスライフを送り、高い収入を得ることにつながると思います。今回の記事があなたのフリーランスライフのお役にたてれば幸いです。

Fabeee編集部

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こちらの記事はFabeee編集部が執筆しております。