稼げるフリーエンジニアとは?1人で成果を出す5つの方法

2021.07.12

2021.08.12

IT業界のキャリアについて考える


ITエンジニアであれば、フリーエンジニアになって自分1人だけで成果を出してみたいと感じるシーンがあることでしょう。人間関係がうまくいかないとき、もっとお金を稼ぎたいときなどに感じる人がいますよね。または、時間を自由に使ってみたいシーンでも感じるかもしれません。ここでは、フリーエンジニアになることを検討している人に向けて、フリーエンジニアの実態をご紹介していきます。稼げるフリーエンジニアとはどんなエンジニアなのか、1人で成果を出すための5つの方法をチェクしていきましょう。

フリーエンジニアとは?

フリーエンジニアとは、会社に所属せずにエンジニア業務を行うフリーランスエンジニアのことです。主に、個人事業主として活躍することになります。フリーランスになるためには、現在所属している企業を退職し、自分の能力とスキルでクライアントに営業していくことになるでしょう。クライアントにツテがある場合には、スムーズにフリーランスとしても活躍できますが、クライアントを探す工程に時間がかかるかもしれません。
フリーエンジニアになるには最初にビジネスモデルを考える必要があります。フリーエンジニアとして自分のスキルを売っていくわけですから、働き方も様々です。商品を作成して売る方法と、企業のプロジェクトに個人で参加する方法、一部のプログラミング作成の依頼を受ける方法など、様々なビジネスモデルが存在します。自分のやり方を決定してから営業を行う方がスムーズに活躍できることでしょう。

フリーエンジニアのメリット

フリーエンジニアになることでのメリットには時間が自由に使えることが挙げられます。また、在宅で仕事を行う、会社に常駐するなど好きなワークスタイルを自分で決められることもメリットと言えるでしょう。頑張り次第では、会社員よりも稼げるところも魅力です。年齢制限がなくいつまでも働けることも嬉しいポイント。しかし、自分の好きな仕事ができることが1番のメリットだと言えるでしょう。子育て中のママさんや、束縛を好ましく感じないビジネスマンの方には嬉しい働き方になりますよね。

フリーエンジニアのデメリット

とはいえ、フリーエンジニアにもデメリットは存在します。第一に安定した収入が保証はされないという点です。他にも保険などへの加入は自分で行うこと、確定申告を行い、納税を自分で行わなければいけないこと、年金なども自分で支払う必要があることなどが挙げられます。フリーランスでは個人ですべての業務を行う必要があるため、見積もり、請求書などの煩雑な業務も一人でこなしていかなければいけません。それなりの知識も必要になってくるでしょう。

自分1人で成果を出す5つの方法

自分1人で成果を出すためには5つの基本を抑えれば稼いでいけることになるでしょう。フリーエンジニアには仕事がない状態はつきもの。そんな場合には、ご紹介する5つの方法で乗り切ってみてくださいね。

事務処理の知識とスキルを身につける

フリーエンジニアになって自分だけで成果を出すためには、エンジニアとしてのスキルだけでは成功できません。フリーランスに伴って、事務処理も自分で行えるスキルが必要です。その仕事をいくらで請け負うのかを工数見積もりから算出し、利益を乗せて見積もる能力は必須だと考えるといいでしょう。折角フリーランスになっても利益を生まなければ意味がありません。エンジニアのスキルプラスアルファで仕事の受注に必要な事務処理の知識とスキルを身につけておきましょう。

良いクライアントを見極める目を持つ

大切なことが良いクライアントを見極める目を持つことです。フリーランスということは、場合によっては、きちんと支払いがされないケースもあるということ。収入が保証されているわけではないため、信用できるクライアントとパートナーになる必要があるのです。コミュニケーションの取りやすさはもちろん、柔軟に対応してもらえるクライアントであることを見極める必要があります。成功するためのキーポイントになるでしょう。しかし、見極めただけでは仕事にはつながりません。目を養った上で上手に営業していくことも忘れずに。人脈を広げて仕事を積極的に受注していきましょう。

自己管理能力を高める(納期遵守)

フリーエンジニアのメリットには、時間が自由に使えるという点があります。しかし、落とし穴にもなり得るということ。時間が自由に使える分、自己管理能力は必要不可欠です。請け負ってはみたものの、管理ができずに納期に遅れることはあってはなりません。フリーエンジニアに大事なことは信用です。自己管理能力を高めて納期を遵守することを信条にしましょう。

勉強を怠らない

フリーランスでも、会社員だったとしても、エンジニアであることを忘れてはいけません。IT分野は時代の移り変わりが早く、新しい技術にすぐに置き換わっていきます。会社員時代に培ったスキルを維持していくだけではダメだということです。常に最新技術の動向には目を向け、何を取り込み、どの技術を採用していくのかを意思決定していきましょう。クライアントの要件にあった成果物を柔軟に作成していくフレキシブルさは必要です。そのためには勉強は怠らないようにしましょう。

ビジネスモデルを確立すること

フリーエンジニアとして自分1人で成果を出すためには、1人だけで実践できるビジネスモデルを確立することが大切。成果を出すということはクライアントにはアウトプットとして見える形で納品するということです。自分に見える成果とは、仕事に対する報酬と言えるでしょう。会社員時代よりも年収がアップすることを第一前提に考えたビジネスモデルをしっかり確立することが大切です。

稼げるフリーエンジニアが多い職種

いざ、フリーエンジニアになった場合には、どの職種が稼げるのでしょうか。SIerなどのスキルがあるなら、コンサルティングで高額収入が見込めるかもしれません。しかし、クライアントに心当たりがない限り、仕事探しは大変になることを覚悟してください。比較的に案件が多く、稼げるエンジニアになる近道はWebアプリケーションエンジニアやスマホのアプリケーションエンジニアです。昨今流行りのFintech(フィンテック)業界などではフリーランスのエンジニアも需要が高めなのでチェックしてみるといでしょう。また、フリーエンジニアに望ましい職種はフルスタックエンジニア。仕事内容にかかわらずに稼げるエンジニアになるため、クライアントから重宝され、大きな報酬を稼げることになるでしょう。その他、ゲームアプリケーションエンジニアであれば、自分でソフトを作成し、ゲームソフトを売っていく方法で稼げるエンジニアになれますよ。ハードウェアのエンジニアやネットワークエンジニアの求人は比較的に少ないため、フリーエンジニアになってもあまり成功できないかもしれないので注意してください。

フリーエンジニアの単価が良い案件の探し方

フリーエンジニアが単価の良い案件を探すためには、フリーランス専門の求人サイトなどから検索する方法とクラウドソーシングなどのエージェントを利用して高単価な案件を探す方法があります。煩雑な事務代行を行ってくれるため、エンジニア業に専念したい人にはエージェントの利用が適した方法です。ただし、利用料金を支払う必要があるため、注意してくださいね。クラウドソーシングアプリ内では自分で作った商品を営業できるサイトも存在していておすすめです。

稼げるフリーエンジニアになるための人脈の広げ方

大切なことは人脈の広げ方です。出会いを大切にし、良いクライアントと出会った場合には、「いつでもまたご連絡ください」と丁寧に名刺を渡し、他の会社にも紹介してほしい旨を伝えておきましょう。その他、IT系のイベンドには積極的に参加し、自分を売り込む努力をすることです。そうすることで良い人脈は広がり、稼げるフリーエンジニアへの近道になれることでしょう。

Fabeee編集部

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こちらの記事はFabeee編集部が執筆しております。