2019.02.05
2022.01.12
Fabeee社員ブログ
目次
はじめに
こんにちわ。すぎちゃんです。
主に研究開発や受託案件などの業務を担当しています。
最近、縁があってブロックチェーン系の案件やお話を聞く機会が結構あり、
情報収集と勉強の一環としてJBC(Japan Blockchain Conference)へ行って参りました。
今回はそのレポートです。
JBC(Japan Blockchain Conference)とは?
Japan Blockchain Conference(以下、JBC)とは、
国内外を問わずプロックチェーンを利用したプロジェクトのプロモーションや、
業界のキーパーソンが登壇するセミナー、パネルディスカッション等が行われる国内最大級のカンファレンスです。
展示ブース
受付を抜けるとすぐに展示ブースがありました。
ここでは各企業が、ブロックチェーンを利用したプロジェクトのプロモーションを行っており、
中でも気になったプロジェクトをご紹介します。
二次流通市場向けトレーサビリティサービス(NTT Communications)
こちらのプロジェクトはブロックチェーンの特徴である
「非中央主権・改ざん耐性」を利用し、二次流通市場におけるブランド品の偽造品・盗難品の売買を抑止するというサービス。
「何を」「いつ」「誰が」買ったかという情報をブロックチェーンで管理することで、
買取業者はその情報を確認することで偽造品・盗難品の市場流通が抑止できます。
トレーサビリティはブロックチェーンの持つすばらしい仕組みのひとつで、モノの流れを半永久的に追い続けることができます。
これによってブレークスルーする事例は多く考えられるので、この仕組みを活用するプロジェクトは今後もどんどん増えていくと思います!
Five Colors Coin(Fivecolors Technologies LTD)
こちらはゲームのプジェクトです。
これまで「ブロックチェーン」×「ゲーム」というとNFT(NonFungibleToken)を利用した、いわゆる「クリプトゲーム」が主だったと思います。
しかしこのプロジェクトではブロックチェーンをユーティリティトークンに徹底しています。
つまりゲームの課金アイテムをトークンに置き換えているということです。
さらにカジュアルゲームのプラットフォームを提供することで、ゲーム間をシームレスに共通の通貨で遊ぶことができます。
このアイディア自体はブロックチェーンが普及し始めた頃からすでにあるもので、特別珍しいわけではありませんが、
ちゃんとプロジェクトとして成功しているところは極めて少ない印象です。
そんな中でもこちらのプロジェクトは理想に近いかたちで成果を上げている点で、非常に興味を持ちました!
ディスカッションステージ
奥に進むとステージがあり、こちらではキーパーソンによる登壇やプロジェクトのプロモーションが行われていました。
時間の関係で「2019年におけるデジタル・アセットの取引所へのチャレンジや機会」というディスカッションしか聞けなかったのですが、
ほとんど英語でいまいちよくわかりませんでした。
感想
今回初参加だったのですが、国内最大級のカンファレンスということでかなり期待していましたが、正直思ったより規模は小さいなと思いました。
というより、淘汰されたんだと思います。
数年前、仮想通貨に火が付いた当時は、ブロックチェーンがらみのプロジェクトも乱立し、怪しいプロジェクトも多かったという話をよく聞きます。
ブロックチェーンや仮想通貨に関する知識が一部のエンジニアだけではなく、投資家や一般の方にも落ちてきて、目が養われたんだと思います。
これは同時にブロックチェーンがより成熟され、今後は質の高いプロジェクトのみが生き残ることでしょう。
個人的に、ブロックチェーンは近い将来、間違いなく人々の生活に欠かせない技術になると思っています。
今までできなかった多くのこと可能にする、世の中をより便利にする、そんな技術であることは間違いありませんので、今後も注目です!
最後に
現在フォトメでは、ブロックチェーンを活用する取り組み、プロジェクトの構想、基盤となるアイディアをすでにたくさん準備しており、いくつかは水面下で動いています。
もちろんブロックチェーンだけでなくAI・機械学習分野の取り組みも進めております!
経験者・未経験者問わず、ブロックチェーンやAIのサービス開発・案件にご興味のある方はコチラよりご連絡ください!
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
ブロックチェーン業界は美人ばっかり