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2019.07.08フォトメ

僕がフォトメにジョインした理由

はじめまして。昨年取締役としてジョインさせて頂いた戸田です。

 

ようやくブログの順番が回ってきましたので、この間によく質問を受けた「なぜフォトメにジョインしたの?」というあたりのお話しを中心に書いていきたいと思います。

 

 

まずは簡単な紹介から

 

私は新卒でPR会社に入り、退職後はフリーで音楽ビジネスからWEB関連事業の経営、業務システム領域での企画・コンサル、調達関連など経験しつつ、後にPR会社を創業し昨年は、縁あってフォトメにも参画させて頂く運びとなりました。

 

フォトメとの出会い

 

元々私と代表の佐々木とは、かれこれ10年近い付き合いになりますが、出会った当時私はWEB系システムの開発会社をやっており、フォトメは現行ドメインの事業も行いつつプロダクト開発にも取り組んでいた会社でした。一緒に仕事をやったこともあり、お互い仕事を受発注することもありました。

 

その後、私は次のステージに向け一旦当時経営していた会社を漸く黒字化させることができたので完全清算し、某ホールディングスカンパニーの子会社で代表を任され雇われ社長も経験したり、グループ全体のリソースを取りまとめたり、など色々とやっていました。

 

経営に関わる中での共通の経験

 

経営を続けていると色々な事があって話が尽きませんが、明日倒産するかもといった時にキツイ事言いつつも実際に手を差し伸べて助けてくれた人の恩、対処の仕方によっておこる事象は違えど、あと一歩というときに期待していた社員が辞める時の悲しさや、、筋や仁義のとこちゃんとやるといったことの大切さは忘れる事ができません。

 

これまでも、佐々木とはこの辺りの話で良く杯を交わしていましたが、助けてくれた人や環境やチャンスを提供してくれた人、社員にはとても言えないような状況では歯を喰いしばって昼はニコニコしつつ、でも人間なので、誰かに話したい時に一緒に酒飲んでくれた人、何か1つ欠けていていても当時は乗り越えられなかった状況ばかり。あそこで踏ん張っていなければ、今という貴重で、エキサイティングな日々の状態はなかっただろうなぁなんて思います。

 

そんな流れで、気が付けば私も佐々木もお互い30代中盤を過ぎ、それなりに修羅場はおなか一杯(笑)に経験し、なんだかんだ二人とも努力と運の良さが重なり全部乗り越えることができ、それらと向き合ってきたことは大きな財産にできたなと思っています。

 

私は現在、もう1社、株式会社ハニーコミュニケーションズという、企業のPR/IRや、商品プロモーション、メディア事業を行う会社を昨年9月に創業したのですが、その過程で、佐々木とも、目指すべき世界について色々と話をしていました。お互いの経験などに基づいてYES/NO含め色々と語るうちに、シンパシーというか、突然ブレークスルーしたというか気が付けば熱く語り合うようになっていました。実体験ベースで組織論、あるべき論など高尚に語り合うような姿は10年前ではとても想像ができなかったですが(笑)。

 

佐々木からの突然のオファー

 

そんな折、佐々木から突然「フォトメ一緒にやってくんない?」というオーダーがあり、

「もう一社立ち上げたばかりだけどOK?絶対作りたい世界があってそれは曲げられないし、やるなら両方全力でやるからそれでもよければ。」というやり取りがあり、そうしたら二つ返事、即答で「じゃあ、頼むよ」と。

こういう難しいオーダーでも場合によって受け入れる器があるのは佐々木の良いところだなぁと思い「得意な領域はちょうど違う部分だし、お互い筋を違えずやれば面白い事ができるよね。」「じゃあ、契りだね」という会話を交わしたのは記憶に新しいです。

 

振り返ると、一部社員とも知らない仲じゃないし、何か課題があって自分が関係する事で解決できるものがあればやるべきだし、頼ってもらっている状況は何より応えるべきという、自分なりの考えもあったのではと思います。

 

参画初日から始めた事

 

ここからは兎に角形を作るまではスピード勝負というところで、

当時の課題を全て抽出し、前期下半期をトライアル時期に宛て、あるべき姿像と現在の違和感、売上の角度や粒度、組織全体、ヒト、リブランディング、事業戦略の見直しなど、仮説でゴールを設定しトライアンドエラーのトライをまず実行してそのうえで、みなと一緒になり一気に作り上げ、更に次のアクションを決める。フレームを固めていきながらメンバーにとってフィット感があり、成長性を維持できる組織の在り方をどうフローにし、どう伝えていくか幹部メンバーと一緒になって必死に考えました。100点よりもまずは50点をスピード感持ってちゃんと取る。

 

実際に中に入ってこれまで、外の人間として知っていたフォトメよりも、中に入ってみると、素直に「フォトメ良いじゃん!」というイメージを最初に持ちました。

 

フォトメの今と実現していきたいチーム像

 

実際に足元の課題はまだまだたくさんありますが、いいマインドセットを持ったメンバーが集まっているので、今取り組んでいる幾つかの注力事案だけでなく、この先も色々と面白いビジネスがいくらでもできるだろうなぁと考えています。

会社として辛かった時期の足かせが外れつつある今、非常に面白いフェーズに突入しつつあると感じています。

 

現在は色々なハードルを1つずつ乗り越え、ようやく採用にも大きくアクセルを踏めるようになり、フォトメマインドを持った新たな仲間も毎月増えています。

 

変われる組織、変われぬ組織、組織として前者になれるかはトップを中心に上位層が勇気を持ってブレずに取り組めるかに尽きるのではと思います。幹部陣はいかに早く事業を成長させ、自分の役割を後続に渡し、今のジョブから自分をクビにできるか(そして新しい価値あるジョブを創造する)という事が大事だと私は考えています。

 

フォトメの在り方としては、組織に限らず変わりたい意思とチャレンジする勇気を持って真剣に取り組む人達を応援し、機会を創り、それにより成長する仲間でありたいと考えています。

 

最後に

 

今年はまだまだやるべきこと、課題もたくさんありますが、みんなで一丸となって2020年には、本当の意味でリブランディングした新しいフォトメの姿をお見せできるようにできればと思います。

私も含め(笑)どうぞ、フォトメをよろしくお願いいたします。

 

戸田